Cantharus (Prodotia) iostoma (GRAY in GRIFFITH & PIDOGEON, 1834)
  var.
billeheusti (PETIT de la SAUSSAYE, 1853) カゴメホラダマシの1型
コメント:
フタのある生貝標本も所有していますがあえてヤドカリの入っていたものを載せました。
ヤドカリが運んでくる貝は本当にバカにできない良いものがあります。
人間の家と違って値段なのではないのでしょうが…良い家に入ってるやつがいます。
(判断基準は見栄えよりも居心地でしょうが…。)
日本の図鑑に載っている標本よりもオーストラリアの図鑑に載っているものに近かったです。
貝を同定する手段としてまずは国産の書籍をみて判らない時は近隣諸国の書籍を御覧頂くこと
をお勧めします。
この貝は本来のカゴメホラダマシとは若干異なるバリエーションの1つだと思われます。
ただ、表記の学名は肥後目録ではホソカゴメベッコウバイにあてられていますが私は
違うように思えます。
Kushimoto(Wakayama-Pref),Japan ,April 2002.
L:22.5mm