Primovula (Dissona) tosaensis (AZUMA & CATE,1971) トサツグチ 土佐津口
コメント:軸芯の形状、外套膜の特徴から本属の貝ははケボリ類とキヌヅツミ類の中間的な特徴を持ちます。
色々精査したところPrimovula の1亜属に据えるのが妥当ではないかと言う結果になりました。
ただ、近縁の種郡とは外唇歯や滑層瘤がやや未発達なところや外套膜などに違いがあると思われ
取りあえず従来のDissona属を生かして暫定的にこの位置に据え置くことにしました。
やや深い(40〜60m)場所からはアズマケボリ、キイキヌヅツミ(ソリキヌヅツミ)と並んで沢山得られる
種類です。
Minabe (Wakayama-Pref),Japan,in 60m,December 2004
L:10.5mm
Inami (Wakayama-Pref),Japan,in 60m,January 2003
L:10.5mm
紫の個体はもしかしたら別種の可能性もあります。
Inami (Wakayama-Pref),Japan,in 60m,March 2004
L:14mm
特大の個体です。
Minabe (Wakayama-Pref),Japan,in 60m,January 2005
L:8.5mm
Off Kii (Wakayama-Pref),Japan